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2022.8.25

生活習慣病講座#04

■心筋梗塞と脳梗塞

 

40~74歳の男性の4人に1人はメタボで、2人に1人はメタボ予備軍でしたね。
女性は、男性の半分くらいの割合でした。

日本人の主な死因について見てみると、4人に1人はがんで亡くなるとされ、死因のTop 1になります。続いて、心疾患(15%)、老衰(9%)、脳血管疾患(8%)となります。

少しだけ、「がん」についてお話しますと、ポイントは早期発見になると思います。

科学的に「予防」しうるのは、個別のがんに対して、リスクを下げる行動(禁煙、日光に当たりすぎない、適度な運動、ヘルシーな食生活、安全なsex)があり、ワクチンを打つことでリスクが下がるがんもあります。

 

早期発見については、個別のがんに対して、スクリーニングの定期受診など、色々ありますので、Doctor’s Fitness 診療所へお問い合わせ下さい。いつでもアドバイスさせていただきます。

 

さて、死因のTop2と4の心疾患と脳血管、特に心筋梗塞と脳梗塞に着目してみると、実は共通点があるのです。

 

このイラストを見ていただくと、

心筋梗塞は、心臓の血管が詰まって起こる病気
脳梗塞は、脳の血管が詰まって起こる病気

 

つまり、血管の病気であることが、お分かりになるでしょうか??

血管の病気=動脈硬化

といった話になります。

動脈硬化は、心臓から全身に血液を送る「動脈」が傷み、硬くなりしなやかさが失われる、プラークというゴミ・ぬめり、のようなものが血管をつまらせてしまう。

そんな感じです。

 

 

例えば、狭心症や心筋梗塞に代表される心臓の血管の病気は、このように血管(冠動脈)が細くなったり(血液の通り道が狭い)、突然詰まることで起こります。

 

では、なぜ、こんなに血管が悪くなるのでしょうか??

 

メタボの診断基準にも出てくる、高血圧、高血糖(糖尿病)、脂質代謝異常が悪さしているんですね。

その他にも、喫煙をすることで、タバコの煙の中に含まれている有害物質が血管を悪くします。

喫煙については、また今度お話するとして、まずは、高血圧、高血糖(糖尿病)、脂質代謝異常をしっかりコントロールすることが重要です。

 

大事なことはまず、現状を正しく把握することです。

ご自身の健康診断結果をチェックして、A判定でないのであれば、それはすでに病気の進行が始まっている恐れがあります。一度、Doctor’s Fitness 診療所へご相談下さい。

B判定やC判定は、ほっておいても、A判定になる可能性は低いです。

まぁ、当たり前ですよね。自己流もいいですが、まずは、正しい改善方法を知ることが大事ですからね。

 

 

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