「メタボ」という言葉は、もうおなじみですね。
「メタボリックシンドローム」は1999年にWHOがその概念と診断基準を提唱しました。その後、様々な機関が、それぞれの診断基準を提唱することとなり、国によっても考え方が異なっています。
日本は、というと、「内臓脂肪」を基盤とした考え方です。
おなかの内臓に脂肪がたまり腹囲が大きくなる「内臓脂肪型肥満(内蔵肥満)」に着目、腹囲を測定し、肥満かどうかを判断しています。
腹囲が、男性は85cm、女性は90cmを基準としています。
まぁ、あくまで目安ですが、それなりに重要な指標だと思いますね・・
ただし、メタボ=肥満 ではありません。
肥満、に加えて、高血圧、高血糖、脂質代謝異常が合わさって、メタボ、と診断されるのですね。
高血圧、高血糖、脂質代謝異常の基準は次の通りです。
※HDL(善玉コレステロール)は解釈が難しいので、中性脂肪だけを指標に考えるほうが、わかりやすいですね。
肥満に加えて、血圧、高血糖、脂質代謝異常の基準が1つでも当てはまれば、「メタボ予備軍」、2つ以上当てはまれば「メタボ」です。
まずは、ご自身の血圧、血糖値、中性脂肪の値を是非チェックしてみてください。
メタボだ!!ってなった方は、是非、Doctor’s Fitness 診療所へご相談くださいね。